無料ブログはココログ

書籍・雑誌

2009年12月20日 (日)

「借金の底なし沼で知ったお金の味」

金森 重樹さんという、現在は不動産会社を経営されている方が、若いころ先物取引で大借金を背負わされて、そこからいかにして生還したかを赤裸々につづった本です。

もうなんか、生々しすぎて読むのもつらい面もありますが、この先どうなるんだろうどうなるんだろうと気になって仕方なくて、気が付いたら3時間で読み切ってしまいました。

ちょっと内容が壮絶すぎて、誰にでもお勧めとは言えないかもしれませんが、久しぶりに濃い本を読んだなあ、と感じました。

皆さんも一度読んでみてほしいなあ。感想は人それぞれだと思いますが。

2009年9月28日 (月)

似ている。

魚柄仁之助さんのことはブログで書いたことが確かあったような。

で、最近よく読んでる山下マヌーさん(「一週間タイ」「一週間ベトナム」「スタイリッシュ・トラベラー」等)の文体が魚柄さんのとよく似ているのです。

もしかしたら、物書きとして師弟関係にあるのか?と思ってネットでいろいろ検索してみたのですが、それらしい記述は見当たりませんでした。

ま、物書きとしては魚柄さんのほうが先輩でしょうから、いろいろ売れる文体を追求しているうちに、マヌーさんの文体が自然に似てきた、というのはあるかもしれません。

でも、下川裕治さんと中村清司さんみたいに実はお友達だった、ってな展開もやっぱり期待してしまうんですね。

あ、で、今日のカテゴリー「読書」。上記三冊、いずれもお勧めです。ぼーっと何にも考えたくないときなんかに読んでみてください。かなり癒されます。

2009年9月10日 (木)

「挑戦するピアニスト」

現在とっかかってる本。

早稲田の中学で数学の先生をしつつ、ピアニストとして活躍している金子一朗さんの本。

すごい難しいです。多分読みきるのに一ヶ月くらいはかかりそう。

しかも「譜面を用意して読んでくれたら・・・」なんてくだりがある。うちにはピアノの譜面なんてないぞ。(泣)

でも、社会人でもこんなすごいコンクールで優勝できたりするんだなあ、なんて、第一章を読んだだけでもとても勇気づけられました。

第二章以降は、うちの師匠が大好きな「対位法」の話も一杯出てくるし。(いつもわわわわーって説明されて、はあ、そうなんですかあ~なんてぽけーっとしている弟子にイラつく師匠、の図式になってしまいます。)この本で勉強したらちょっとはついていけるようになるかしら。

読みきったら、また感想を書きますね。

2009年8月27日 (木)

つまらないものを読んでしまった。

「大麻ヒステリー」武田邦彦著。光文社新書。

日経の書評で「アメリカの禁酒法取締りの警察官の失業対策のため、大麻の取締りが始まったのだ」という紹介文を読んで「へえ~」と思って借りました。

結果。時間の無駄だった。

何が駄目かっていちいち書いてたらきりがありませんが、とにかくツメが甘い。

とても工学部の教授が書いたものとは思えません。

同じ著者の「偽善エコロジー」という本もいつか読もうと思っていましたが、やめることにしました。

新書・・・昔は教養の象徴だった。最近はエッセイ程度の内容のものばっかり出回ります。

「日本人の法意識」や「エビと日本人」みたいな、ガツンとくる新書を読みたいものです。

2009年7月10日 (金)

好きな言葉②

昨日ご紹介したのは、情緒的にしみじみと好きな言葉。

今日のは、もうほとんど座右の銘です。今までも、そしてこれからも、死ぬまでずっと大事に、心の中に持っていくつもりの言葉です。

木村剛さんの「投資戦略の発想法」(←言わずと知れた名著ですが、もし!未読の方がいたら明日すぐ本屋に行ってください。人生変わります)に出てきます。

「曲突、薪をうつすは恩沢なく、焦頭爛額、上客となすや」

かまどの火が大きすぎて火事になりますよ、と注意した旅人にはうるさいと言った家主が、実際そうなったときに火を消すのを手伝ってくれた別の旅人のことは手厚くもてなした、というお話。

「何も起こらなかった」と、「何も起こらないようにしておいた」は大違いですとの著者の弁がふかーくふかーく心の中に沁みるのでした。

2009年7月 9日 (木)

好きな言葉①

田坂広志さんと言えば、たくさんビジネス本も書いていて、ご存知の方も多いと思います。

(私は勝手に「ビジネス詩人」なんて名前をつけています。だって、著書の体裁はどう見ても詩集なんだもの)

で、「仕事の思想」という本の中に良い言葉があります。

「我々は、後生を待ちて、今日の務めを果たすだろう」

・・・仕事が終わった夕方なんかにしみじみつぶやいてみると、なんかじーんとします。

2009年7月 8日 (水)

「なんにもうまくいかないわ」

本シリーズその②。

平 安寿子さんの中篇小説集。(といっても、主人公は最後の一編を除いて全部「しーちゃん」←恋多き、元気な迷惑おばさん)

確か日経の書評で見かけて予約したんですが、図書館で目の前に出てきたときは予約していたことを忘れていたくらい。

でも、これがべらぼうに面白いんです。本は基本通勤電車でしか読まない、読みきれなかった分は明日持越しをマイルールとしてきましたが、続きがどうしても読みたくて、帰宅後一気に読んでしまいました。

かっとんでる主人公「しーちゃん」のファンの方は多いと思いますが、私は第一篇「マイガール」に出てきた、しーちゃんの不幸を喜ぶ「令子さん」が大好きです。(あー、女だからその気持分かるなあ!みたいな)

2009年7月 7日 (火)

「豊かさの精神病理」

今週の図書館本は全部あたり。ツイてます。

まずは一冊目。

大平健さんという精神科医さんが10年前に書いた本です。(内容は全然色あせてないと思います)人間関係の葛藤を「モノ」との関わりを使ってしか説明できない患者が増えたことに気がついた筆者。「モノ語りの人びと」という名前をつけ、症例をいろいろ挙げていきます。かっとんだ事例が多いですが(第三章の「不倫ゲームの構造」なんてのは私には理解しかねます)ホームビデオに家族の姿を収めることが家族との関わりを深めることだと勘違いしているおやじさんなんて例は結構身につまされました。(あー、いるいるそういう人、みたいな)

一時間くらいでさらっと読めますが内容は深い。お勧めです。

2009年6月25日 (木)

訂正。

数日前の「できそこないの男たち」の記事に、「ゾウの時間 ネズミの時間」を「岩波新書」のベストセラーと書きましたが、「中公新書」の誤りでした。お詫びして、訂正します。

こんなふうに、間違えていることはいくつもあると思います。お気づきになった方、是非指摘してやってください。

2009年6月23日 (火)

「教えることの復権」

主人が図書館から借りた本を勝手に拝借しました。

大村はまさん(教育者)と、苅谷剛彦さん(社会学者)・苅谷夏子さん(大村はまさんの教え子、剛彦さんの妻)の共著。ちくま新書です。

素晴らしい。本当に素晴らしい内容です。

通勤電車の中で読みましたが、涙が出て困りました。

このブログを読んでくださっている皆さん、迷わず図書館で予約or本屋さんへGO!

最近のトラックバック

2009年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31